Wanderers - 宇宙から来た僕

ある日、自分が宇宙から来たと知った “僕” の冒険

持って生まれて来たもの

人にはもともと持って生まれて来たものと、生まれた後に身に付けたものがある。

僕は母に「僕はどんな子どもだった?」と聞いたことがある。母は考えもせずに

「自分ってものを赤ちゃんの時から持っている子だった」

と答えた。僕は「まさか」と言ったけど、母はそれを遮るように「自分の場所、したいこと、欲しいもの、気にいらないもの、赤ちゃんのくせに全部知っていた。扱いにくかったわ。」と付け足した。

インディゴ・チルドレンって言葉を知っているかな? 新しい時代をつくる使命を持って生まれて来た魂だと言われているんだ。

インディゴ・チルドレンのことを知ったとき、いままで僕が社会になじめなかった理由がやっとわかった気がした。表向きはそこそこうまくやって来たと思うけど、僕は根っからのパンクだ。自由が制限されることが耐えられなかったし、納得できないルールに従うことが “どうしても” できなかった。ばかばかしいけど死ぬことよりも無理なことに思えたんだ。

子どもの頃はどっちかというと優等生だったくせに、右へならえの学校教育が気に入らなくて、先生に謝るのを拒んで殴られたりしていた。おかしいのはルールのほうだった。悪くないのに謝る理由なんかなかった。

インディゴ・チルドレンは、そんな古いルールを壊すために生まれて来たらしいんだ。それを知って、自分の中にある反骨精神がなんなのかがわかった気がした。

インディゴ・チルドレンの特徴はインターネットで調べればすぐに出てくるけど、僕が思う自分のインディゴらしいところって、こんな感じだ。

  • 尊厳があるように振る舞うけど、自分のことは客観的に見ている
  • 権威なんておかまいなしで、押し付けられるのは絶対に無理
  • どうでもいい儀式には不満で、合理的なやり方をつくり出す
  • 誰も通らない赤信号を待つような無駄なことを我慢できない
  • 納得できないことは、しないし出来ない
  • 共感力があって人の本質がよく見える
  • 集団では疎外感を感じるけど、生存力もたくましい
  • 理由もなく罪悪感を持たせようとされても、まったくの無駄
  • 家族は肉親に限らず “地球の家族” みたいな捉え方をしている

自分が生まれてから身に付けた “思い癖” みたいなものは、変えることができる。たとえば子どもの頃にショックを受けた出来事とか、わかりやすい理由が見つかればね。だけど魂で持って来たものは「なぜだかわからないけど、どうしてもそうなんだよ」としか言えなかったりするんだ。

そういう意味で、自分の魂について知ることは役にたつと思う。いまはプレアデス星人かもしれないと知って、もっとよくわかるようになったよ。その真偽は “どうでもいい” ことだけど、自分を知るヒントになるからね。

そんな扱いにくい子どもを育ててくれた母の根っこは、のほほーんとした自由人だった。だから良かったのかもしれないね。

 

この記事がインディゴやその次の世代と言われるクリスタル・チルドレンについて詳しいので紹介しておくよ。

天下泰平 : 新人類の到来